Bike Service
車検・法定点検
総排気量が250ccを超えるバイクは保安基準に適合しているかを検査するために、初回は36ヶ月後に、その後は24ヶ月ごとに車検を行う必要があります。
また、車検のほか、1年ごとに定期点検(法定12カ月点検)を行う必要があります。
点検内容は12ヶ月点検と24ヶ月点検では、それぞれ項目は異なります。
サンク宝塚では、神戸陸運支局指定工場(サンク西宮)にて車検を受けることができますので、一般の整備工場よりも早く的確な整備点検、法定点検を受けることができます。
様々なメーカーの車輌テスターやコンピューターなどの設備を有していますので、どのようなトラブルも即時解決できます。
法定12ヶ月点検と24ヶ月点検の違い
法定12ヶ月点検
法定12ヶ月点検は制動装置、原動機、走行装置、動力伝達装置、かじ取り装置、電気装置、車体に分類される33項目のパーツや各部分が劣化していないか検査します。
法定24ヶ月点検
24ヶ月点検は「1年ごとの点検に加える」とされており、12ヶ月点検の項目も含みます。
24ヶ月点検の点検項目は以下のとおりとなります。
<点検項目>
かじ取り装置
ハンドルの操作具合
フロントフォークの損傷
ステアリングステムの取付状態
ステアリングステムの軸受部のがた
制動装置
ブレーキペダル、ブレーキレバーの遊び
ブレーキの効き具合
ブレーキロッド、ケーブル類の緩み、がた、損傷
ブレーキホース、パイプの液漏れ、損傷、取付状態
マスタシリンダ、ディスクキャリパの機能、摩耗、損傷
マスタシリンダ、ディスクキャリパの液漏れ
ブレーキドラムとライニングとのすき間
ブレーキシューの摺動部分、ライニングの摩耗
ブレーキドラムの摩耗、損傷
ブレーキディスクとパッドとのすき間
ブレーキパッドの摩耗
ブレーキディスクの摩耗、損傷
走行装置
タイヤの空気圧
タイヤの亀裂、損傷、異物、異常摩耗
タイヤの溝の深さ
ホイールナット及びホイールボルトの緩み
フロントホイールベアリングのがた
リヤホイールベアリングのがた
スポークの緩み及び損傷
緩衝装置
サスペンション連結部のがた、サスペンションアームの損傷
ショックアブソーバの損傷、オイルの漏れ
動力伝達装置点検
クラッチレバーの遊び
クラッチの作用
ミッションオイルの漏れ、量
プロペラシャフト、ドライブシャフト継 手部のがた
チェーンの緩み
スプロケットの取付状態、摩耗
ドライブベルトの摩耗、損傷
ドライブVベルトエアクリーナの状態
電気装置
点火プラグの状態
点火時期
バッテリーターミナル部の接続状態
電気配線の接続部の緩み、損傷
エンジン点検
低速、加速の状態
排気ガスの色
CO/HCの濃度〈排出ガス規制適合車〉
エアクリーナエレメントの状態
エンジンオイルの漏れ
燃料の漏れ
燃料装置 リンク機構の状態
スロットルバルブ、チョークバルブの作動
冷却水の漏れ
ばい煙、悪臭のあるガス、有毒なガス等の発散防止装置
ブローバイガス還元装置 配管の損傷
二次空気供給装置の機能
二次空気供給装置の配管の損傷、取付状態
燃料蒸発ガス排出抑止装置 配管等の損傷
チャコールキャニスタの詰まり及び損傷
チェックバルブの機能
その他
エキゾーストパイプ、マフラの取付けの緩み、損傷
マフラの機能
フレームの緩み、損傷
シャシ各部の給油脂状態
Q&A -よくあるご質問
車検はいつまでにやればいいですか?
車検は検査満了日の1ヶ月前から受けることができます。
車両の状態にもよりますが、通常1〜数日で車検を通すことができます。
もし車検が切れている車両でしたら、当社の積載車にて引き上げいたしますので、お気軽にご相談ください。
法定点検は自分でもできますか?
一部のパーツを取り外しておこなう検査も含まれるため、専用工具や専門的な知識が必要な項目があります。
また、現代の車両は電子制御されている部分が多く、テスターなどの機器を使わないと状態の確認、改善ができません。
安全性から考えてもご自身でおこなうのはオススメしません。